【BEST of THE BEST(ベスト・オブ・ザ・ベスト)】
●八重洲・ブリヂストン美術館 ●2015/1/31〜5/17まで
友人のグループ展を観に行ったついでに、観に行ってみました。大変素晴らしい作品数々!!行って良かった。たぶん、カイユボット展以来だったかな?2年ぶり!?
★パンフレット見開き。
「ベスト・オブ・ザ・ベスト」と銘打つだけあって、秀逸な作品ばかり!
初めて見た物もたくさんありました。(美術の教科書で観たことあるものも)
ブリヂストン美術館は、入場料が安いんですよ。今回もたったの¥800です。普通の美術展の半分です。絵はがきも安かった〜〜〜1枚たったの¥50!!普通の半額から3分の1ですもんね!!いつもより沢山買いました。
●絵はがき●
左上:
パブロ・ピカソ<腕を組んですわるサルタンバンク>・・・結構大きい作品。美しい絵です。他にも小品が複数。
<道化師>という立体も良かったです。
右上:ピエール=オーギュスト・ルノアール<少女>・・・ルノアールのお姉さんの肖像画ということですが、ことのほか美しい絵。綺麗なお姉さんですね。他にも複数点。有名な青い服を着た少女の絵<すわるジョルジェット・シャンパティエ嬢>も良かった。
下:ギュスターヴ・モロー<化粧>・・・小さい作品ですが、とても美しくて幻想的な感じです。
右:
ジョルジュ・ルオー<ピエロ>・・・結構大きい作品で、実際の方が背景がもっと真っ黒に近いため、メリハリがあって重厚な感じ。インパクトがありました。
左:藤島武二<天平の面影>・・・かなり大きい作品。背景が金色で迫力あり、とても美しい心打つ作品でした。他に<黒扇>など素晴らしい作品ばかり。いままで意識したことなかったけど、他の作品も見てみたい。
上:
青木繁<海の幸>・・・有名な絵ですよね。教科書で見ました。教科書で見た時は暗い絵だな〜〜という位の印象でしたが、実物は大きな作品で、とても迫力と可笑しみに溢れた作品で、とんでもなく素晴らしかったです!!やはり小さい印刷なんかでは、美術の素晴らしさは伝わりませんね。・・・というか、私自身が、ようやく素晴らしさが分かるようになった、と言うことなのかもしれませんが。その他に
<わだつみのいろこの宮>も素敵で良かった。
左下:パブロ・ピカソ<生木と枯木のある風景>・・・こういう風景画を見たのは初めてかも。
右下:藤田嗣治<ドルドーニュの家>・・・モノクロなんだけど雰囲気がすてき。もう1枚の<猫のいる静物>も良かったけど。Bunkamuraで観て以来、結構好きです
。
これ以外に、以前観たカイユボットの<ピアノを引く若い男>も出ていました。
他に目に留まったのは、モーリス・ヴラマンク<運河船>、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック<サーカスの舞台裏>(モノクロ作品)、モーリス・ドニ<バッカス祭>カラフルで面白い絵でした。
今まで、気に留めていなかった作品、特に有名だけどなんか暗いイメージがあって好きじゃなかった日本人画家の絵の素晴らしさが改めてわかり、すごく観に行ってよかったです。観に行きたい画家が増えました。
さて、ブリヂストン美術館は、この展示を持って、しばらく休館になるそうですビル自体の新築工事が始まるのだそうで、今後数年間休館が続くそうですよ、行くならお早めに!!!楽しみですね。
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★★↓↓↓友人のグループ展・・・★★
八重洲・ギャラリー白百合小型の紙版画ですが、可愛くてすてきなんです。今回はカラーもあり、さらに手法もバージョンアップ!これからもどんどん、すてきな絵を作ってくださるでしょう。楽しみ!