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太陽と大地のエクボ3

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●ルノワール展

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵
【ルノワール展】
●乃木坂・国立美術館 ●2016年4月27日〜8月22日まで

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伊藤若冲の後では、洋画にあまり興味が湧かず、暇なので行ったと言う感じになってしまいました。

とは言え、ルノワールでです。鮮やかな色彩と生き生きした人物の描写は素敵でした。風景や静物がなどもありましたが、私としてはやはり、ルノワールは人物画がいいと思います。

今回初めて、ルノアールが最初は絵付け職人だったこと、60才以降、重いリウマチにかかって、手に筆を括り付けて描いていたということを知って、芸術家の執念を感じました。


◆展覧会の構成◆

1章 印象派へ向かって
2章 「私は人物画家だ」:肖像画の制作
3章 「風景画家のメチエ」
4章 ”現代生活”を描く
5章 「絵の労働者」:ルノワールのデッサン
6章 子どもたち
7章 「花は絵のように美しい」
8章 <ピアノを弾く少女たち>の周辺
9章 身近な人たちの絵と肖像画
10章 裸婦、「芸術に不可欠な形式のひとつ」

バランス良い展示だと思います。充分満足。しかし「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」の絵の前だけは、人だかり・・・というか・・・大きな絵なのに、そんな間近に張り付いてジーーーッといつまでも観てるって、絵そのものは観てないのではないかと、あきれる思い。筆のタッチにそこまで関心があるのかしら?

●絵はがき●
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左:<ガブリエルとジャン>1895年
右:<ピアノを弾く少女たち>1892年

ルノワールの描く子供や少女の絵は、どれもふんわりと優しく明るい。

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上:<草原の坂道>1875年
下:<ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会

「風景画ならその中を散歩したくなるような絵画が好きだ」というルノワール。この風景画は、まさにそんな感じ。
ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会は、光り輝く明かりの中で、沢山の男女が楽しんでいる様子がハッピーな感じの大作。やはりインパクトがあって、とてもいい絵でした。


その他良かったのが、<ぶらんこ>木漏れ日の中の男女と少女の絵。<母性あるいは乳飲み子(ルノワール夫人と息子ピエール)>優しさに溢れている。<浴女たち>は大作ですが、すでにリウマチの時に描いたものと思うと凄いです。

ルノワール以外の画家の絵では、ゴッホの<アルルのダンスホール>、あの時代のダンスホールと酒場を描いたもの。ジャン・ベロー<夜会>凄くリアル。舞踏会とパリの社交界を描いていますが、ドレスが美しい!!


やはり中年熟年女性の観覧者が多く感じました。

まあまあ、満足したかも。でも、観賞時間は短かったです(若冲に比べるともはや・・・私を引き止めるものがない)。


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by e-ku-bo3 | 2016-05-30 22:31 | エクボの日々 | Trackback | Comments(0)
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