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太陽と大地のエクボ3

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●ギガ待ち時間。鳥獣戯画展

今日明日と連休取ったので、思い切って朝早くから美術館へ行くことに。先日から苦杯をなめていた鳥獣戯画展に行きましたよ!!

特別展
【鳥獣戯画 展】京都高山寺の至宝
●上野・東京国立博物館 平成館 ●2015/4/28〜6/7まで
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前期後期と入れ替え展示だったので、今回は後期分です。相当混んでる(甲巻展示のみが!)との噂でもあり、自分自身でも2回断念したので、日曜ではありましたが、8時半には現地で並べるように家を出ました(通常の出勤時と同じ時間ですが)。上野には8時前に到着。・・・朝食が早かったので、今回長時間の待機と観賞になると考え、2度目の朝食を取って、予定通り8時半に博物館前へ・・・というのんびりさが判断ミスでもあり、良かったとも言えます。
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↑門内に入って平成館の前の広場で並ぶ・・・


まず、8時半では遅すぎた(日曜ですから)。門外ですでに何百人も並んでました。館の入口で入場する直前には、すでに甲巻の時間待ちが、90分!陽が上がり、本来9時半入場が、15分繰り上がったものの、私が入館できたのが、9:41。・・・そこからの私の判断がまずかった。会場は、第1第2とあり、第2会場の中に、今回の目玉の<甲巻>があるのだけど、甲乙丙丁4巻のうち、甲だけ入るところが別(奥にあります)。中でグルグル・・グルグル・・グルグルと〜〜〜〜並ぶと知っていたら、真っ先にはいるのだったよ。知らなかったんだもの、他の3巻観てから、甲巻の並びに気がついた!すでに遅し。並んだときには、
待ち時間140分!!(2時間20分)・・・うっそ〜〜!それはないでしょう〜〜〜(涙;;)・・・そのあと最大160分待ちになってました。相当、腰痛悪化した!延々並びながら、中ではしゃべりまくる客、電話しまくる客、ネット観まくる客、読書する客(私もその1人)。子供が可哀想でした。美術館内だから、飲食も不可だしね。あり得ない自体(だけど、あった訳)。


並んでる途中、自分が何のために並んでるのか、忘れました。
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正直がっかり。原画は、前期後期で半分ずつ。今回、前期分は複写プリント、と映像。並んでる間、延々それを見続けるはめに。原画はゆっくり観る時間なし。甲以外のところも結局じっくり観られず、流し見。
2時間半待って、たどりついた甲巻も、原画がそんなに沢山観られるでもなし、5分も観ませんでした。・・・なんなんだぁ〜〜〜?!

まあ、印刷物で良いのかもね、と諦観。モノクロだから。

しかしながら、鳥獣戯画はほんとに面白い。絵師がわからないけど、その技量は、相当なもので、デッサン力、観察力、表現力とも圧巻。有名な甲巻の動物たちの表情は本当に本当に、面白かった!

本館に他の絵師が模写した物(模本)があったけど、全く違う!何と言っても、表情が全く違うのですよ!(特に”眼”が)

4巻のそれぞれの制作年と絵師が異なるようですが、どちらもほんとに生き生きとした動きや表情が、素晴らしかったです。


●絵はがき
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上:「子犬」鎌倉時代 13世紀 高山寺
すごく可愛く、原寸大。しっぽが〜〜〜!


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左上:「鳥獣人物戯画」甲巻(部分) 平安時代 12世紀 高山寺
・・・なんといっても猿の表情がたまりません。左上の背中を掻いてもらってる猿が、うっとり〜〜感が・・・。

右上:「鳥獣人物戯画」甲巻(部分) 平安時代 12世紀 高山寺
・・・カエルの動きと表情リアル。よく観察してると思うし面白すぎ。猫!いい眼をしてるじゃないか。ネズミたちや子狐の動作の可愛らしさ。

下:「鳥獣人物戯画」乙巻(部分) 平安時代 12世紀 高山寺
・・・これは、架空の動物<麒麟(きりん)>。この隣には角のない<麟(りん)>がいた。えっ?麟(りん)???・・・



今回、この絵巻を観ていて分かったのは、丙・丁巻の人物画は、現在の風刺画に通じ、甲乙丙巻の擬人化した動物たちは、今のキャラクターイラストや漫画に通じ、この生き生きとした長い巻物は、アニメーション!なんだってこと。

今回の展示は鳥獣戯画だけではなく、他にもいろいろ第1会場にあったんですが、
中でも、美しかったのが、「白光神立像」鎌倉時代(13世紀)。ヒマラヤを神格化した仏像で、真っ白くそれはそれは美しかった!!


ひととおり見終わって、途中のテラス、博物館の裏に?
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8時半に並んで、13:45に退場。5時間以上!!ヨレヨレ、腰痛くて泣きそうでした。ユリノキ(花が咲いてた)の前で一服。おやつを食べて、本館も観て帰ることに。朝、並んでいるとき、係の人が、物足りないと思うので、帰りは是非、本館へと言ってました。ほんと、物足りなかった!)
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本館の方が充実してて面白かったけど、もうゆっくり観て回る気力体力腰力なしでした。博物館から出たのが、15時過ぎ。

本館で、目に留まったのが、鏑木清方(かぶらききよかた)の「黒髪」、髪を洗っている女性を描いた屏風絵。柔らかい髪の表現が美しくて、別の作品も今後機会あったら観てみたいです。もう一人、前田青邨(まえだせいそん)の「維盛高野の巻」。横長の絵ですが、青と白の色が美しく鮮やかで、見惚れました。どちらも名前だけは知っていた程度でしたが、今回新たに、気になる画家に追加されましたよ。


とはいえ、1日がかりって〜〜??初めてのことでしたよ。もう、いやだ!!!



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by e-ku-bo3 | 2015-05-24 22:41 | エクボの日々 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kinokoji at 2015-05-28 00:57
いまなら とりあえず写真を撮って それを見返しながら描くこともできるでしょうが、昔の人は よく見ていましたよね。
評判になると どこも混みますね。忍耐が必要でしょうか。
Commented by e-ku-bo3 at 2015-05-31 22:56
>kinokojiさん。そうなんです。
昔の人は観察力と記憶力が凄いと思います。
今だと、あとでまた見てみようとか、出来るけど
昔は、そんな横着が出来ませんしね。

鳥獣戯画はほんと忍耐ですが、単に、観に行った!という
ステータスが欲しいだけと言う気がしなくもないです。
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