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太陽と大地のエクボ3

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●大盛況だった「日本国宝展」

【日本国宝展】
祈り、信じる力
●上野公園・東京国立博物館 平成館 ●2014/10/15〜12/7
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ぎりぎりです。今日は天気が悪く、混雑して待ち時間が多すぎるようだったので、行くかどうか迷ってしまいました。でもむしろ、天候の悪さが幸いして(曇りのち雨、しかも寒い)人少なめ。10分待ちでしたが、ちょうど前のグループが入場していくところ、そのあとも、雨が本格化する前に、待ち時間5分くらいで中に入れました。

しかし、やっぱり中は激混み!!・・むしろ国宝ものの老男女溢れる中・・・。

ああ、でも観に行って良かった〜〜!
やっぱスゴかったです。

歴史の教科書でしか見たことのない奈良・法隆寺の「玉虫厨子」が来ていました。意外と大きい!記憶と全然違う!残念ながら、玉虫色は全く残っていなかったけど、飛鳥時代(7世紀)ですよ!それだけで、仰け反る驚き!歴史に触れた思い!!!

このところ日本の墨で書かれた「書」を見るのもほんとに面白くなりました(読めないけど)。知人に書や篆刻をなさってる人たちがいるおかげです。というか美しい文字を見ると絵を見るのとは別の感嘆、感動が起こります。残念ながら、日常で書を手書きする機会は、全く無い・・・もったいないことです。

中国・唐時代の「細字法華経(一部七巻)」というのがありましたが、その文字のピシッと正確に美しく書かれたのを見ると、ほんと驚異!今みたいにキーボードで、簡単に打ち込める訳でも無し、誤字とか書き損じとかしたら大変!スゴい文字量なんですから。

平安時代(12世紀)の「地獄草紙」・・・怖い絵なんですが、絵のデッサン力が半端ない!上手すぎてびっくり!(空想なのに)


●絵はがき・・・
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左側:「孔雀明王像」平安時代(12世紀)。右側:「普賢菩薩像」同時代。両方とも東京博物館蔵。(でも実は「普賢菩薩像」の絵は見てなくて・・・展示時期が合わず)
実物は、もっとぼんやり色が剥げていたけれど、描かれた当時に見ていたら、あまりに神々しくて、震える美しさだったろうな・・・と、仏画を見るたびに想像します。いや想像はできない!・・・庶民が気軽に見られる機会は、きっと無かったんだろうけど。


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左下:「阿弥陀聖衆来迎図」平安時代(12世紀)。和歌山・有志八幡講蔵。
右上:勢至菩薩像(左)と観音菩薩像(右)平安時代(1148年)。京都・三千院蔵。

「阿弥陀聖衆来迎図」は大きい絵です。とても美しい。金色の阿弥陀様と白銀の雲に乗った聖衆たち。構図も素晴らしいです。
「勢至菩薩像と観音菩薩像」は、結構大きい像で、2体とも少し前かがみに座しています。死者を極楽浄土に導くために来迎する阿弥陀如来に随う2体の菩薩・・とか。黄金の輝きもまばゆい!

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すべて縄文時代の土偶!!!もうワクワクしちゃいます!!
左から、縄文後期「合掌土偶」青森八戸市・前2000〜前1000年。
縄文後期「中空土偶」北海道函館市・前2000〜前1000年。
縄文中期「縄文の女神」山形県舟形町・前3000〜前2000年。
縄文中期「縄文のヴィーナス」長野県茅野市・前3000〜前2000年。
縄文後期「仮面の女神」長野県茅野市・前2000〜前1000年。
中期から後期まで1000〜2000年もの時間差があるんだけど・・・なんだろ?時間差を感じられない、不思議な感じ。
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特にこれだけは、なんか他のと違う特異で精巧なポーズ。顔はウルトラマンとキン肉マンを足して2で割ったみたいな??服装が肩パッド??同じ縄文後期なの?あとの2体との差があり過ぎ!

「仮面の女神」・・いや、ほんとに女神?女性的な体形じゃないし、デベソだし(いや、ボタンか飾りかな?)・・・三角の仮面って、発想スゴすぎ!
女神とヴィーナス・・・って命名、どうにかしてほしい。・

作り手が違って、表現が違うのだけど・・・この当時の人口密度を考えると、違う土地で作られた土偶のオリジナリティ・・・もう〜〜スゴすぎて想像越えてます。作った人たちに逢ってみたい!!切望!

ボキャ貧で申し訳ない・・・。



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by e-ku-bo3 | 2014-12-04 23:02 | エクボの日々 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kinokoji at 2014-12-08 00:36
名前 たしかにそう思いますよね。
前に縄文のヴィーナスと仮面の女神を尖石遺跡の博物館で見ました。縄文中期と後期のあいだには1000年の開きがあって、そこでの気候変化と食糧事情の変化から だいぶ生活の形が違うとのこと。それに影響されてか おおらかな形がカリカリした神経質な感じの形に変わってゆきますよね。ちょっと説明を受けて しばらく眺めていました。
Commented by e-ku-bo3 at 2014-12-08 18:35
> kinokojiさん。あ!気候変化と食糧事情の変化ですか?
そんなこと想像したこともありませんでした!!
わ〜〜!生活の形が違う・・・ということを知って
これから縄文時代の作品を観て行くと、今までと違った見方が出来ます。
一層興味深いですね。貴重な情報ありがとうございます!!
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