ブログトップ

太陽と大地のエクボ3

ekubolife3.exblog.jp

●女王と女神

メトロポリタン美術館
【古代エジプト展 女王と女神】
●上野・東京都美術館 ●7/19〜9/23まで

a0268821_19552100.jpg
遅くなりましたが、古代エジプト展「女王と女神」を観に行って来ました。

正直言えば、ちょっと期待はずれでした。小物ばかり。でも、それなりに面白かったです。やはりエジプトの美術品は精度が高い。技術的に素晴らしい!

今回は、女王と女神ということで「女性」だけ。装飾品や化粧道具だったりとか。
美しい女性たちばかりです。ギリシャやローマの女性像はモデルが基本的に男性なので、美しくともゴツさがつきまといますが、エジプトの女性像は、スタイルや表情も本当に女性らしい美しさを完全に表現しています。

チラシに印刷されている「ハトシェプスト女王像の頭部」はかなり大きい作品。この写真みたときに、雅子妃に似てるな〜と思いながら観て来ました。ファラオになって唯一成功した女王だということ。凛とした知的な美女という感じです。
a0268821_19552802.jpg
絵はがきの右上の2神像。女神と男神<イシス女神とアシュートのウプウアウト神の像>では、はっきりと体形に差があり、柳腰のほっそりした女性というのが、エジプトの女性の特徴みたいです。(太った女性像とか、筋肉質の女性像は観たこと無い)
左下のはがきは<セクメト女神像>。ライオンの頭ですが、身体はやはりほっそりとした女性的な体形です。

ところで、今回、立像を観ていて初めて気がついたんですが、エジプトの立像の足。必ず左足が前に出ているんですよね。独特な立ち姿ではないでしょうか?左足が前になることに何か意味があるのかな?? 動物や平面イラストも同じく左足が前に出ています。

a0268821_19552312.jpg
左上の絵はがきの女性は、ツタンカーメン王の母”キヤ清めの儀式を受けるキヤのレリーフ>。ほっそり面長の若い女性のようです。別の立体造形を観ても面長で、目元の美しい女性の様でした。正式な女王ではなく、後宮の女性たちの1人だったようですが、ツタンカーメンを生んで地位が上がった女性のようです。・・・初めて知りました!

右下は<二つのガゼルの頭がついた冠>。儀式のときに女性たちがつけるもの。金で出来ていて花模様と精巧なガゼルが美しい。

エジプトの造形師というか技術者あるいはアーチストは、とても人物も小さくてもとてもリアルに精密に作っていますが、それ以上に動物の表現がほんとに凄い!!とてもリアルで生き生きとしている。バランスが良くて美しい。見とれてしまいます。

今回、エジプトの絵文字(?)で、わかったのは、人名は楕円に囲まれて書かれているらしい、ということでした。・・・多分。それがわかると誰のことが書いてるか、わかるみたいな・・・。でも他の言葉がわからないけど、面白いですね。



[PR]
by e-ku-bo3 | 2014-09-19 21:04 | エクボの日々 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : http://ekubolife3.exblog.jp/tb/20211381
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Commented by lune at 2014-09-21 15:43 x
写真みると左足前、左腕前で不自然ですね?
ナンバかしら(笑)
ブリジストン美術館にもエジプトの像があるけれど、造形的に綺麗ですね。
美術関係は参考にさせてもらっています。
でもこの像、どこに重心があるか見てみたい気がします。
Commented by e-ku-bo3 at 2014-09-21 19:19
>luneさん。ほんとですね。
手の位置は全然気がついてませんでした!
重心!?・・・さすがにそこまでは、思い至らなかった〜!!

動物たちも同じ方の手足が前に出ていました。
もしかしたら、ほんとに古代エジプト人は
同じ方の手足を一緒にだして歩いていたのかもしれませんね!
<< ●新旧の植物たちとアボカド近況 ●リサ・ラーソン展 >>