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太陽と大地のエクボ3

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●ルーヴル美術館展

今日は、朝は曇りで涼しげだったのに、お昼頃にはものすごく暑くなっていました。出かけるのに防止を忘れてしまい、油断してたら、熱中症になってしまいそうな日照りでした。

【ルーヴル美術館展】
〜地中海 四千年のものがたり〜
●上野/東京都美術館 ●〜9/23まで

●ルーヴル美術館展_a0268821_1153545.jpg

呼び物は、このチラシの写真、アルテミス像らしいけど、それ以外も素晴らしい造形物がてんこもりでした。

紀元100年頃、<アルテミス:信奉者たちから贈られたマントを留める狩りの女神、通称「ギャビーのディアナ」>・・・イタリアの“ギャビー”という人が作者みたいですね。しかし、この像の美しさときたら!この写真では、十分に表せていないのです。実物のアルテミスの表情、特に顔の輪郭の女性らしいラインと、微笑み。私のお勧めビューポイントは、横顔後ろ姿(特に首筋)ですよ!!

●ルーヴル美術館展_a0268821_122450.jpg
残念ながら絵はがきがないのですが、もっと見物だったのが、アルテミスにたどり着く前に最初の方に展示されていた、ローマ皇帝の立像!!迫力!<ローマ将軍の英雄的な像:おそらくオクタウィアヌス(後の皇帝アウグストゥス)>が、かっこ良すぎる!美しすぎる!紀元前30年頃、イタリアで活動していた“オフェリオン”という人が作ったものらしい。

紀元前の300〜前200年頃の作品なのに、その人物像の正確な美しさ。小さいタナグラ人形というのがありましたが、10〜15センチくらいでしたが、すごく精巧で美しい!
逆に巨大なローマ皇帝ルキウス・ウェルスの妻ルキッラの巨大な頭部が、これも素晴らしい。これはカルタゴ、チュニジアが出土?紀元150〜200年頃。

絵はがきにもある赤像式クラテル(壷)の絵も美しい。人間の筋肉やバランスが美しいのですね〜!

ほかにも美しいモノがいっぱい。最後の方の近代のフランス人の絵画はあまり、目を引かず、通り抜けました。

紀元前後の索引があんなに精巧で美しいのに、近年になればなるほど、魅力が減るのは何故なのか?不思議です。
by e-ku-bo3 | 2013-08-01 22:08 | エクボの日々
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